幻冬舎からの「共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る」は、有名インフルエンサーのゆうこす著。
どんな内容なのか、まとめてお伝えします!
「モテクリエイター」という謎の肩書きですが、SNSの総フォロワー数は150万人超、年商2億円という、やり手実業家のゆうこす。結論から言って、本著はかなり優れたビジネス書です。マーケッターの方や、好きを仕事にしたい方は必読です。
ページコンテンツ
共感SNS 第1章 #SNSの自分づくり
まずは、「なりたい自分をつくる」ことが大事、ということで漫画のように自分をプロデュースする必要がある、とのこと。主人公のキャラクターは?ストーリーは?どんな人に見てほしいのか?
そして、その夢や希望の底にある、理由や想いも発信しなければ共感されない。ここを伝えていくことが大事なんですね。
はちゅう、イケハヤ、HIKAKIN、といった呼びやすい名前も有効。いずれも4文字、呼び捨てしやすい、という共通点があります。なるほど、気付いていませんでした。
この章では特に、「自分のフォロワーをしっかり理解する」、というのは勉強になりました。
フォロワーのフォロワーや、フォローしている人を見て、ターゲットがどんなことに興味があるのかを調査しているんですね。これは、個人的にはやったことなったです。市場調査なんですね!
共感SNS 第2章 #知名度0からフォロワーを増やす
使うSNSというのも悩みどころです。もちろん、全部できればそれが一番良いのでしょうが。
ゆうこすさんは、ビジネスにお勧めのSNSとして、Twitterをあげていました。なるほど、やはりTwitterはまだまだ有効なツールですね。リツイートしてもらうことを狙います。
また、Instagramでは、リツイート機能がないので、ハッシュタグが必須とのこと。タグ検索することを「タグる」というそうです。よって、「インスタ映え」よりも、「タグ映え」を狙うべしとのこと。
うむむ~、これは奥が深いですね。単なる綺麗な写真じゃダメなのですね。逆に言えば、タグをしっかり付ければ良いということでもあり・・・。「タグ映え」というのは、初めて聞きました!
おすすめツールは「タグジェネ」、これでD以下のタグはおすすめだそうです。
Youtubeも、まだまだブルーオーシャンということ。
私自身も、やってみたいとは思いつつ、未だチャレンジしていなかったYoutube・・・ぜひやりたい!と思いました。
共感SNS 第3章 #フォロワーをファンに
https://www.instagram.com/p/B2VsEV7gQOb/
ゆうこすは、様々なSNSを使っていますが、これはライトユーザーからファンまでの、それぞれの階層差を意識しているということ。
具体的には、拡散性が比較的あるYoutubeやTwitte Instagramをライトユーザー向けに、ブログや生配信をファン向けに使っていきます。
生配信は、いずれのSNSにも機能としてあり、その他showroomなどもあります。ゆうこすさんは毎日23時をライブ配信として、定期配信しているということです。
ゆうこすさんの活動量がすごいと思います。ここまでくるとスポ根です、アスリートに見えてきました(笑)。
共感SNS 第4章 #ソーシャルパワーを仕事にする
インフルエンサーとなったのち、広告案件等で収益化する、という点。PR案件の依頼が来るインフルエンサーとしては、目安はまず1万フォロワー以上だそうです。
どのような属性のフォロワーが多いのかによって、マッチングもしやすくなるということ。
なので、おすすめは小さな世界でのトップ。
見城徹さんのファンだったゆうこすさんが、初めて見城さんと会えたのは、タイムバンクで購入して。購入額は、なんと110万円!
それだったら興味を持ってもらえるのでは?という目論見のもとでした。もちろん、それがこの本の出版にも繋がっているのでしょうね。
共感SNS 第5章 #SNSでブランドをつくる
PDCAよりも、DPCA、というゆうこすさん。まずはやってみる、ということ。この辺はホリエモンとかと同じことを言っています。
しかも、失敗は価値ある情報なので、公開していくことで更に応援者を増やす効果があります。
また、自分ブランドの基礎化粧品も作って、作る過程はファンと一緒に共有しています。化粧品の成分やブランド名など、相談しながら作りました。この辺も西野亮廣さんと同じですね。
いやあ、読みやすいですが、実用的で骨太のビジネス書でした!
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